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白河提灯まつりが6年ぶりに通常開催されました
2024年9月13日(金)~15日(日)の3日間、鹿嶋神社祭礼渡御祭 白河提灯まつりが執り行われました。
360年余りの伝統を誇る「白河提灯まつり」は、日本三大提灯まつり(白河・弥彦・一色)の一つに数えられ
白河地方の総鎮守鹿嶋神社の例大祭として2年に1度開催されています。
長い歴史と伝統ある格式高い祭りであることから別名「儀式まつり」とも言われており
今回、6年ぶりの通常開催ということもあり多くの方で賑わっていました。
提灯まつりが終わり、寂しい気持ちを感じてしまいますが
前日の様子から最終日まで、数々の写真とともに振り返りたいと思います。
それでは早速前日の様子から見てみましょう!
こちらは「瀬踏み」といって、川に入り川底の様子や水の深さを確認しています。
川岸付近では、デッキブラシで苔などをこすることで渡河時に滑らないよう掃除しています。
そして迎えた祭礼1日目。
昼間は各町で屋台や山車の引き回しが行われ、夕方になると鹿嶋神社では神楽や浦安の舞の奉納や遷座祭、発輿祭が行われます。
神事が終わると、先達の愛宕町先頭に全町出発です。
祭礼一日目と三日目は横町と田町の壮者が神社神輿を担ぎます。
随身門を抜けて
見どころでもある太鼓橋渡りの様子です。
神社を後にし、阿武隈川を渡河します。
そして桜町の御旅所へ向かい
1日目は終了です。
祭礼二日目。
御旅所から九番町まで神社神輿が各町内をその町内の壮者に担がれ
町から町へと神社神輿が引き継がれる総町渡御の様子です。
夜とは違い「ワッショワッショ」の掛け声はなく神輿は厳かに担がれていきます。
そして九番町に到着すると、午後5時より全町出発となります。
二日目の神社神輿は大町が担ぎます。
二日目の見どころ、中町四辻です!
そして、御旅所に向かい神社神輿の到着後神事が行われて二日目が終了です。
祭礼3日目。
三日目も昼間は総町渡御が行われ神社神輿は向寺の休憩所まで運ばれます。
休憩所から、御旅所を通り鹿嶋神社へ帰還するため全町が出発します。
神社神輿が鹿嶋神社に到着すると、神輿を担いでいた横町・田町から宮本に引き渡され、鹿嶋神社の宮司へ返還されます。
そして全町到着後、全町総代お手打ちの儀式にて祭礼が終了となります。
お祭りに関わった鹿嶋神社の皆様
各町内、関係者様の多方面への段取り・調整、各町時間を調整しながらの提灯上げ下げの練習
お囃子の練習を頑張った子供達、送迎する家族、指導された方々、観覧された皆様、大変お疲れさまでした。
白河市が一つになった素晴らしいお祭りでした。