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平成24年度 第6回 宗祇白河紀行連句賞 連句募集
文明十三(1481)年に白河城主結城政朝が鹿嶋神社の神前で、一日一万句の連歌興業を催したと言われています。
連歌は鎌倉時代に創出され、室町時代に飛躍的に発展しました。その中心となったのが宗祇です。
古代からの、五七五・七七形式の和歌から派出したのが連歌で、俳句は連歌の発句が独立したものです。
募集作品
連句(三つ物)で応募してください。(未発表作品に限ります)
三つ物とは、発句(五七五)・脇句(七七)・第三(五七五)からなる連句の最短形式です。脇句は発句と同季(同時同場)で詠みますが、第三は自由です。いろいろな素材を詠み込んで、広がりのある世界を作ってください。
発句
発句は次のうちから選び、応募用紙の発句の欄に記入してください。
●野分せし花のたもとやしのぶずり【秋】 (宗祇)
※野分の風が吹いて、秋の野の花が乱れた風景のような、信夫摺の衣のたもとであるよの意
●義経へ聖ヶ岩の紅葉(もみじ)散る【冬】 (狩野康子)
※聖ヶ岩(ひじりがいわ)は白河市大信地区にある岩山郡で、源義経が奥州に向かう途中に名付けたと伝えられています。
●豊年の水車勇むや谷津田川【秋】 (狩野康子)
※谷津田川(やんたがわ)は白河市中心市街地を流れる一級河川で、江戸時代後半から昭和初期まで、精米をはじめとする水車が数多くありました。
応募方法
所定の応募用紙(コピー可)を使用し、必要事項を記入の上、応募料を添えて応募してください。また、一人で複数句の応募も可能です。
応募用紙が必要な方は送付いたしますので、事務局までご連絡ください。
白河市公式ホームページからもダウンロードできます。
URL:http://www.city.shirakawa.fukushima.jp/
応募料
応募用紙一枚につき500円(郵便小為替又は現金で納めてください)
※高校生以下は、無料とします。
応募先
〒961-8602 福島県白河市八幡小路7-1
宗祇白河紀行連句賞実行委員会事務局
(白河市産業部商工観光課内)
募集作品
平成24年7月2日(月)~10月1日(月)
募集作品
一般の部及び各学生の部、それぞれに以下のとおり賞を贈ります。
◎一般の部(大学生を含む) | |
大賞 1点 | 佳作 3点 |
(副賞3万円相当) | (副賞1万円相当) |
入選 5点 | 奨励賞 10点 |
(副賞5千円相当) |
◎高校生の部 | |
優秀賞 1点 | 佳作 3点 |
(副賞5千円相当) | (副賞3千円相当) |
入選 5点 | 奨励賞 10点 |
(副賞1千円相当) |
◎中学生以下の部 | |
優秀賞 1点 | 佳作 3点 |
(副賞5千円相当) | (副賞3千円相当) |
(副賞1千円相当) |
選者
深沢眞二(和光大学表現学部教授 副学長)
狩野康子(宮城県連句協会長、連句協会常任理事)
表彰・発表
〇表彰式
平成24年12月8日(土) 福島県白河市「鹿嶋神社」
〇発表
受賞作品を新聞等の報道関係、白河市公式ホームページで発表します。
作品集
応募者には、応募作品を収録した作品集を後日贈呈します。
※応募者一名につき一冊送付します。
著作権等
応募作品の著作権など諸権利は、主催者に帰属することとします。
注意事項
〇円滑な審査のため、作品は楷書ではっきりとお書きください。
作品及び氏名等の漢字には、全てふりがなを付してください。
〇必ず所定の応募用紙で郵送にてお申し込みください。